夜の取引現場にて(通常編2)

【文】:搭杢煉瓦 【他者変身】 「・・・・うぅ・・・・・あれ・・・・ヒロミ・・・・・なんでここにいるの・・・・ ・・・それにもうひとり・・・どこかで見たような・・・・・あ・・・ぁぁあぁぁああ ああ!!!」 サエコは意識が朦朧としながらも目の前に立っている二人を見ながら呟いた。そしてそ のうちのひとりのサエコそっくりの人物を見て驚愕してしまった。 「なっ!これはいったいどういうこと?ヒロミ・・・・・説明してよ!!」 サエコは『ヒロミ』に向かって説明を促した。 すると『ヒロミ』はニヤリと笑みを浮かべてこう言った。 「サエコちゃん・・・・。ここにいるのはあなたに変身した偽物よ。私と協力して一緒 に懲らしめてあげましょう」 「そう。そうだったの。私の偽物ね。信じがたいけど私そっくりな人間が目の前にいる となると信じざるを得ないわね。私に化けるなんて許せない。私が懲らしめてあげるわ 。ヒロミ、さっそく偽物を抑えて!!」 「・・・ええ、わかったわ」 『ヒロミ』はサエコの身体を抑えた。 「なっ・・・・!!何するの、ヒロミ・・・・!!」 「いや、だからサエコちゃんの偽物を抑えてるのよ」 「わ、わたしは偽物じゃないわ。あなたの隣にいる体操着を着ているのが私の偽物よ」 「何言ってるの?私が本物のサエコだよ。惑わされないで。私を信じて!!」 そう言って『サエコ』は『ヒロミ』にキスした。 「ああん、これはどうやら本物の味みたいね。あなたが本物のサエコよ」 「わかってくれてうれしい。あの偽物にこのまま見せ付けちゃいましょう・・・」 「ええ、良いわね。それ」 「あん♪ヒロミちゃん・・・・大好きだよ」 「私もよ」 二人の偽物は本物のサエコの前で抱きついたり身体を舐め合ったりしてじゃれ合い変態 な行為に及んだ。 「や、やめなさい!!あなたたち!!どうやらあなたも偽物ね。ヒロミ」 サエコは二人の変態な様子を目の当たりにし彼らが偽物であることに気が付いた。 「あれれ・・・・バレちゃったね!!」 「あはは。そうみたいだね。実は私たち偽物なの。驚いた?」 「どうしてこんなことを・・・・!」 「さぁーね。あなたの胸に聞いてみたら!!」 「もう少し穏便に済ませたかったんだが偽物だとバレたからには派手にいくぞ!!準備 は良いな!!!」 「・・・・・え!!!」 二人の偽物は股間部分に力を入れた。 すると・・・・・・・。 (つづく)
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