夜の取引現場にて(通常編1)

【文】:搭杢煉瓦 【他者変身】 その次の日の深夜1時頃。 街外れにある廃墟の近くにて二人の高校生くらいの年齢の少年が怪しい取引をしていた。 「約束の時間よりも少し早く来ちまったな」 「まぁ、いいさ。それよりも持ってきたか?サエコの姿に変身できる例の薬・・・・」 「ああ、あるぜ。お前こそヒロミになれる薬を持ってきたんだろうな?」 「おうよ。持ってきたぜ。たまには変身薬を変えて違う子に変身するのも悪くないな」 「・・・・だよなー」 二人の少年は所持しているドリンク(変身薬)を交換し飲み始めた。 飲み終えると二人の姿は変異し徐々に彼らと同じくらいの年齢の少女の姿に変身した。 すると・・・・ 「がはは。変身が完了したぞ!!これがサエコの身体か。なかなか良いじゃないか」 「ヒロミこそ巨乳で大人びた身体つきをしてて気持ち良さそうだな、おい」 「これから彼女らの家に行って成り済ましてちょっとばかり悪戯してくるかw」 「おお、いいねw日頃の恨みだw」 「まずはサエコの家に行ってみようぜ。・・・・・おっとその前にこいつを着替えて からだな」 ひとりの少年が鞄から黒タイツを2着出した。 「おう、いいね。これがあれば目立つことなく家に忍び込めるぞw」 「・・・だろ。いいだろw」 少女の姿に変身した二人の少年は全身黒タイツに着替え悪戯をするために彼女らの家に 行くことにした。 黒タイツのおかげで辺りの暗闇と同化し目立つことなく順調に先を進むことができた。 そして20分後のこと、サエコの家の前に着いた。 玄関の扉には鍵が掛っていたのだがサエコの姿に変身した少年は鞄から鍵を取り出し 扉を開けこっそりと彼女の部屋まで進んだ。 「それは確かこの前の体育の時間に盗んでおいた鍵だな」 「ああ、そうさ。・・・・もっともサエコには盗まれたと思われていないようだがなw」 「そうだったな。変身薬に少し浸しておいたおかげで全く違う鍵を姿形だけ本物そっく りに似せてすり替えておいたんだったよなw」 「・・・・姿形は本物とそっくりだが所詮は姿形を似せた偽物。鍵穴がちゃんと入らず に扉が開くまで苦戦していたようだぜw」 そう囁きながら二人の少年はとある部屋の中に入り部屋の電気を付けた。 すると部屋にはひとりの少女がベッドの上でスヤスヤと眠っていた。電気を付けても起 きる気配はなかった。 「おい、見てみろよ。体操着とブルマが床に落ちてるぞw」 「マジかw お前、記念に履いてみろよw」 「おお、いいねw」 サエコに変身中の少年は彼女の物と思われる体操着・ブルマを身に付けた。 「どうだ。似合うだろw」 「ああ、良い感じだぞw」 「お前も何か着替えてみろよ」 「おう。それじゃあ、女子の制服でも着てみるかw」 ヒロミに変身中の少年はクローゼットからサエコの高校の制服(ブレザー)を取り出し て着替えた。 「お前こそ良い感じじゃないかw」 「そうだろ、そうだろwww」 二人の少女に変身中の少年らは姿見の前で体操着・ブルマ姿、高校の制服(ブレザー) を身に付けたまま恥ずかしいポーズやセクシーなポーズをたくさんとり携帯電話のカメ ラで写真として記録した。 とそのときだった・・・・ 「う・・・・・うぅ・・・・・」 二人は電気を付け騒いでいると彼女が目を覚まし始めた。 「おい、起きたぞ」 「・・・・みたいだなw 計画通りやるぞ!」 「おうよ!」 (つづく)
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