天から降り注ぐ百万の精水

【文】:搭杢煉瓦 【寄生 R-18】 十月に差し掛かり、ようやく涼しさを取り戻してきた頃のこと。 ある日の夕方、曇りはじめ急に空から半透明な液体が集中的に降り出した。 それは普通の雨ではなく男性の精液のようにぬるぬるとしており、地に着くと自らの意 思で動けるようで道歩く女性の口や秘部に入り込んだ。 「やだぁ〜、こんなに降ってきちゃったぁ。さっきまで雲ひとつなく晴れてたのに・・・ ・・・・どうして・・・・・・・」 一人の少女がぬるぬるとした卑猥な雨に打たれながら道を走っていった。 少女はそうして走っていると街中の人の異様さに気が付いた。 「みんな・・・いったい・・・・・・何をしてるの?」 街中の女性は皆・・・・突然の奇妙な雨に打たれることにより狂い出し自らの身体を必 要以上に触れて自慰を始めていた。 中には女性同士が絡み合って卑猥な行為を行っている者もいた。 「ねぇ、そこのあんた・・・・私と相手をしてくれない?w」 「・・・え?」 少女は40代前半くらいの中年のおばさんに声を掛けられ突然口元にキスをされた。 すると口と口とを通じ何かが移動し少女の身体に侵入していった。 「ぅぐっ・・・・あぅ・・・・!!」 おばさんは倒れ・・・代わりに少女は白目を一瞬向いたのだがすぐに顔を上げた。 怪しい笑みを浮かべながら・・・・ 少女は制服越しに胸を揉み始めた。 「あ・・・・ああん・・・・・気持ちいい・・・・・これが女の子の身体かぁ・・・・ぐ へへ、なんて素晴らしい身体なんだw敏感に反応してるぞぉwwwやっぱり寄生するな ら女子中高生の身体だよなぁwwwぐひひぃっwwww」 少女はひたすら胸を揉み解していると倒れているおばさんの身体に半透明な液体が下の 御口から入っていった。 するとおばさんも怪しい笑みとともに目覚めた。 「ぐへへwwwこの熟女の身体、最高だなw」 「俺は今回この娘の身体に寄生したんだぜwやっぱり若いって良いよなwww」 「どっちの身体が敏感なのか試してみようぜwww」 「ああ、そうだなw」 少女とおばさんは抱きつき身体を大胆に絡み合わせた。 「ああん・・・・おばさん・・・・・きもちいい・・・・・そこっ、そこをもっと舐め てぇ」 「仕方ない子ねぇ・・・・最近の若い子ったらこういうのが好きなの?」 彼女らの身体に寄生している半透明な液体は彼女らの記憶を読んだのか・・・・口調を 女性のように変えて卑猥な行為を繰り広げた。 そうして雨が降り出し20分が経った頃・・・・・空は明るくなった。 「おっと・・・もうタイムオーバーか」 「もっと楽しみたかったんだがな。まぁ、いいかww」 「そろそろ天に戻ろうかw」 「おうよwww」 半透明な液体は彼女らの口や下の御口から出てきた。 そして空に掛っている雲が完全に晴れるとともに半透明な液体は日の光にあたり蒸発した のか・・・・すぐに消えていった。 その後、街中の女性らは何が起きたのかも分からずただただその場で呆然としていた・・・・ (了)
※執筆:2009/12/01(小説『雨時々ザーメン』の副産物) ※加筆修正:2012/09/07 ※公開:2012/09/07 ○「おなにっき(((( *ノノ)」トップページへ戻る「SS置き場」トップページへ戻る
 
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