皮のお下がり(after episode)

【文】:搭杢煉瓦 【皮モノ、18禁】 四月一日の午後四時頃のこと。 学校の校舎近くにある男子バレーボール部の部室にて男子生徒 四人が話をしていた。 「そういえば先月、校舎裏の倉庫から奇妙な声が聞こえてさぁ。」 「ああっ〜、あの倉庫か。そういえばあまり人が近づかないよな。」 「なんでも、あの中に入った人は二度と帰ってこれないっていう怪 談話までできてるらしいぞ!」 「あそこ・・・幽霊でも出るんじゃないのか?」 「まっ・・・まさか、そんなものいる訳ないじゃないか。」 「じゃあ、白垣!お前、校舎裏にある倉庫の様子見てこいよ?」 「なんで俺が!!まぁ、暇だし別に行ってきてもいいけどさ。どーせ、 何もないと思うけどな。」 ・・・と、そういうやりとりで俺は部室を出て校舎裏の倉庫へ向 かった。この学校の校舎裏には今は誰にも使われていない古びた倉 庫がある。 学校の校舎裏にある古びた倉庫・・・・。 あそこは先月の初めから奇妙な唸り声が聞こえ幽霊か何か得体の 知れないものが出るという噂が広まっている。それが恐ろしくて 誰も近づくものはいないそうだ。 俺は幽霊や宇宙人・未来人・超能力者といったオカルト現象は全く 信じない主義なのだが今日は部活が早めに終わり、時間が少し余っ たので暇つぶしにちょっと様子を見に行くことにした。 学校は春休みであるため外を歩いていてもほとんど誰とも合わな かった。そんなこんなで校舎をほぼ半回りしてとうとう俺は校舎 裏の倉庫近くについた。 空は曇り始め薄暗くなり不気味な雰囲気を漂わせ、倉庫に 近づくに連れて周囲は雑草が根深く生えており倉庫までの 道のりを妨げた。 「おいおい、なんだよ、歩きづらいな・・・。」 と、愚痴を零しながら歩いているといきなり誰かがこちらを 睨み付けるかのような鋭い視線を感じた。 俺はそれが気になり辺りを振り返るが誰もいない。 気のせいだったのだろうか。 俺は気を取り直して再び歩き出し古びた倉庫の前に到着 すると・・・。 パタッ・・・。 誰かが背後から俺の肩に手を遣った。俺は一瞬身体がビクッと 震えてしまった。幽霊がいないと信じていても後ろからいきなり 何かがいるということがわかると驚いてしまう。 そのとき・・・・。 「あら、お久しぶりね、白垣くん。」 誰かが話しかけてきた。だがそれは俺の知っている女の人の声だ。 俺は背後にいる誰かの存在が気になりとっさに後ろを振り返った。 そこには・・・・・。 「せ・・・・先輩?アケミ先輩?」 なぜかそこには高校の制服を着たアケミ先輩の姿があった。 幽霊だったり得体の知れないものではなかったのだ。 それを見た俺は少し気が抜けてしまったのと同時に安心 してしまった。 「あれ?もしかして・・・アケミ先輩ですよね?でも、 なんでこんなところに。それになんで制服なんか・・・。 先輩はもう卒業して向こうに行ったはずじゃ・・・?」 高校を卒業したはずのアケミ先輩と学校の校舎裏近くでバ ッタリ合ってしまった。こんなに人気のない場所で彼女と 遭遇することに俺は違和感を感じてしまった。それにどう いうわけか高校の制服を着ているのだ。 彼女は三月に卒業して遠く離れた首都圏の大学のほうに行っ たと聞いておりもう二度と会えないと思っていただけに驚い てしまった。 何度も思うのだがこんなに人があまり寄り付かないところで 彼女と合えるとは本当に意外だった。 「あの・・・・先輩・・・!」 俺は質問すると・・・・。 「ふふふ、驚いたでしょ。実はね、私、卒業したらすぐにで も向こうへ行こうと思ってたんだけど、どうしても想い出の あるこの学校を離れたくなくてね。旅立つ前に学校を全部見て 回ろうと思ったんだよ。」 その問いに対して彼女はすぐに答えた。 「そうだったんですかぁ。お疲れ様です。先輩。」 「おぅ、ありがとぅ、後輩くんっ!」 彼女はいつものように変わらず笑顔で話しかけた。 このときは・・・・。 「それより白垣くんはこんなところで何をしてるの?」 「ああ・・・実は友達に頼まれてあそこにある倉庫に幽霊 か何か得体の知れないものがいるのかどうか確認しようかと 思ってたんですよ・・・・。」 「ふふふ・・・・。白垣くん、超常現象とか信じるタイプな の?期待を裏切って悪いんだけどあそこには何もないよ。 物がたくさん置かれてるだけ・・・。奇妙な声が学園中に噂 されているみたいだけど、あれはたぶん物が何らかの反動で 揺れた音なんじゃないのかな・・・。」 俺の気のせいだろうか・・・。 彼女は先ほどと同様に微笑みながら話しているのだが、先ほど までと違い目は笑っていないように見えた。笑っているどころか、 こっちを睨みつけてるかのように見えた。 「そうですよねぇ。先輩のおっしゃる通りです。じゃあ、そろ そろ部室のほうに戻ってアイツらに言い聞かせますんで!失礼 しますっ。」 俺は『オカルト現象は全く存在しない』という真実を友達に 報告するために部室へ戻ろうとした。だが・・・・・。 「あっ、ちょっと、待って、白垣くん。」 「なんスか?先輩・・・。」 彼女に呼び止められた。 「ねぇ、ここで私と合ったことは内緒にしておいて。」 「ええ、別にいいですけど・・・・。」 「そう・・・。それはよかった。その代わりに白垣くんに御褒美 をあげないとねっ。ふふふ。」 ちゅぱっ!! 「せっ・・・先輩っ!!どうしたんですか、急に!!」 彼女は、いきなり俺の唇にキスをした。 「もぅ〜、そんなに驚かないでっ!私、今まで真面目に やってきたけど本当は白垣くんと一度はエッチなことが したかったの。これからいなくなるんだし先輩の言うこ とを聞いて・・・ねっ!!むふっ!!」 ちゅぱっ、ちゅぱっ!! 彼女は俺の頬に何度もキスをした。 「先輩、そんな・・・急に困ります・・・。」 男遊びがなく清楚で真面目な雰囲気を漂わせるアケミ先輩が キスを連発してくる。俺は思いもしなかった出来事にテンシ ョンが上がってしまった。 「私、高校を卒業しちゃったけど、男の人とセックスするの 初めてなんだぁ〜。向こうに行く前に白垣くんのオチンポも しっかりと舐めておかないとね。ぐふっ、ぐへぇ、ぐひぃひぃ。」 彼女は清楚なイメージとは程遠い下品な声で笑った。 確かに目の前にいるのはアケミ先輩なのだが別人のように感じ てしまった。 じゅぱっ、じゅぷぅあぁ〜〜!! 「あっ、あああっ!!」 「ぐふふっ。気持ちいいでしょ?私、白垣くんの男のツボ、 いっぱい知ってるんだよ。私の中にそのオチンポ挿してみて。」 「でも・・・・。」 「いいから・・・・挿してっ!!白垣くんのオチンポが ほしいのっ!!入れないなら私が入れてあげるねっ。はあんっ!」 「あっ、ああっ!」 彼女は俺のジッパーのファスナーを開けてトランクスの中から、 俺の男性器を取り出した。 そして彼女は制服のスカートを捲ると、なんとショーツは穿いて おらずすぐに彼女の秘部が見えてしまった。 「せ・・・先輩!!これは・・・。」 「どう?これが私のアナルとオマンコとクリちゃんなんだぁ。 後輩くんにだけ特別に中に入れてあげるね。」 「そんな・・・困ります。えっ、でも・・・いいんですかっ!!」 俺は思いもしなかった事態に興奮が高まり迷っていた。 清楚で真面目でスタイルが良く美しいアケミ先輩とこんなことが できるのは今を置いてほかにない。これは絶好のチャンスだ。 「本当にいいんですか、先輩?」 「お願い!白垣くぅ〜ん!白垣くんのオチンポが欲しいのぉんっ。 私が先輩としてしっかりと先導してあげるよぉ。はあんっ。」 アケミ先輩は男を誘うかのような嫌らしい顔つきで言った。 彼女のこんな表情を見たのはこれが初めてだ。 それに先ほどから彼女は卑猥な言葉を口にしている。 それを聞いて自分の中の清楚で真面目な雰囲気を漂わせるアケミ 先輩のイメージが崩れてしまった。 だが俺は彼女の誘惑に負けてしまい何も考えられなくなっていた。 「白垣くん。私のコレを見て。」 「こ、これは!」 彼女はブレザーを脱ぎリボンを緩めブラウスの第一、第二ボタン を外しクリーム色のブラジャーに包まれた傲慢な巨乳を覗かせた。 「白垣くん。どぅ?いいでしょぉ〜?」 俺はそれを見て完全に理性を失ってしまい、男性器が立ち期待と 欲望だけが膨れ上がってしまった。 「あの・・・・よろしくお願いします。先輩!」 「それじゃあ、さっそくココを突っついてぇっ。」 彼女は背を向けお尻を突き出した。 「はい、わかりました、先輩。」 俺は彼女のスカートを捲り秘部を露出させ、全く躊躇うこと なく男性器を彼女の穴の中に突き刺した。 「んぐんっ。はあんっ。気持ちいいっ!」 「ああ・・・先輩!!」 彼女は喘ぎ声を漏らした。 「んぐんっ、ああん、はあんっ!白垣くんっ、突っつくの 上手いねっ。ホント気持ち良すぎるよぉっ。はああんっ。」 「先輩こそ・・・・・穴の中、すごく気持ちいいですよ。はぁ〜 はぁ〜。」 俺は興奮状態にあり彼女の両手を抑えて彼女の穴の中に男性器を ひたすら出し入れするのを繰り返した。 そのとき・・・・。 ビリッ!! 気のせいだろうか。 急に何か皮のようなものが破けたような音が聞こえた。彼女の 肩のほうから・・・。 「あの、先輩。何か変な音がしませんでしたか?」 「音?そんなもの聞こえなかったわよ。それより白垣くん。 もっと興奮したいから胸も揉んでっ。お願い。先輩の命令よ。」 「わかりました、先輩。たくさん揉ませて頂きますね。」 俺は先輩の奴隷になったかのように彼女が下した命令に従順に 従った。 俺は彼女の両手を抑えるのを止めて胸を揉み始めた。 「ひゃっ、ひゃあぁ〜、いいっ。もっとお願いっ、後輩くんっ。 はあんっ。」 「かしこまりました、先輩。」 「はんっ、あああん!!いいっ、いいよぉ〜、後輩くぅ〜ん。 はあん!私っ、実は先月大好きな女の子を一生懸命犯して あげたんだけど犯されるときってこんなに気持ちがいいんだね 。もっと、お願いっ、白垣くぅ〜ん、はああ〜ん!!」 「かしこまりました、先輩!」 俺は彼女が『女の子を犯した』という爆弾発言を耳にしていた ような気がしたのだが今は興奮状態にありそれどこじゃなかっ たため聞き流した。 俺は彼女の巨胸を一生懸命両手でさらに激しく揉みながら彼女 の穴の中に男性器をひたすら突き続けると俺は我慢できなくな り爆発しそうになっていた・・・・。 「先輩!そろそろ限界です。」 「そう。限界なの、白垣くん。それじゃあ、私の中に出し ちゃって。」 「それはちょっと・・・。」 「いいから。後で私がなんとかするから心配しないで出し ちゃってっ。はあん。」 「そっ、それなら・・・。」 興奮のあまり何も考えられなくなった俺は彼女の言うとおり に穴の中に放出することにした。 そして・・・・。 「あああっ、いくぅうううう!!」 「はぁ〜、はあああんっ!!」 どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ〜〜!! 俺は男性器が爆発してしまい、マトを外れ彼女の尻部分に たくさんの精液を放出させてしまった。 「はぁ〜はぁ〜。」 俺は溜めて置いたすべての汁を出し切り疲れ果て地面に横た わった。すると彼女が横たわっている俺を見つめて呟いた。 「ふぅ〜。今日はとっても良い想い出ができて楽しかったわ、 それじゃあね。白垣くん。今日合ったことは全部二人だけ の秘密だよ。えへへっ。」 「わかりました、先輩。このことは誰にも言いませんので 安心してください。」 俺にとってもこの出来事は秘密にしたほうがいいと思っていた ので都合が良かった。 「そう。ありがとね、白垣くん。じゃあ、もう会うこともないだ ろうけど元気でね。」 「ええ、先輩こそ向こうに行ってもお元気で!!・・・さよう なら、アケミ先輩!!」 「うん。さようなら・・・。」 彼女は制服の身だしなみを整え、いつものように笑顔で微笑み その場を去っていった。 俺はしばらくして部室へ戻り、この出来事は先輩と秘密にしておき 『倉庫には何もなかった』と上機嫌で報告したあと家へ帰り自室に 篭り、先輩との体験が忘れられず頭に浮かんできて、それ以来この 日の出来事を思い出して何度も抜いていた。
そして・・・。 同日の午後十一時頃のこと・・・。 外はすっかり暗闇に包まれていた。空には夕方頃から雲が厚く 覆われたことにより激しい大雨が降り出し道に浅い洪水ができた。 さらにそれに便乗して強風が吹き荒れ雷が頻繁に鳴り響き静寂 な夜に一種の嵐を引き起こした。 学校から少し離れた閑静な住宅街では誰一人として外に出る者は いなかった。 だが、とある一軒の二階建ての家の庭では・・・・。 黒いフードを被った少女が庭の花壇のそばに人が埋まるほどの 大きさの穴をスコップで掘っていた。 「よし、ようやく出来た。今すぐこの中に眠らせてあげる からね。ひひひっ。」 少女は不気味な笑みを浮かべながら言った。 穴の数は四つ・・・。 その近くには穴の数と同数の棺桶が置いてあった。 少女は棺桶の蓋を開けて『中身』を取り出し次々と穴 の中に放り込む・・・。 そして少女は最後の一体の『中身』に触れると怪しい表 情を浮かべて小声で呟いた。 『今日ね。先輩の知ってる後輩くんに合ってお別れして きたんだよ。後輩くんにこの身体を見せ付けたらとても喜んで たみたいだからこの家族と違って何もせずにそのまま別れたん だよぉ。今後も先輩の知っている人たちにお別れしておかない といけないね。』 『だって先輩は僕だけのモノなんだから知ってる人間は僕だけ でいいんだよ・・・。先輩からのお下がりもこの通りもらっち ゃったからこれからは僕がアケミ先輩を引き継ぐからね。だか ら、ここでずっと安らかに眠っててね・・・・・元アケミ先輩 ・・・・・・・。』 少女は不気味な表情を浮かべながら最後の一体の『中身』を穴の中 に放り込みすべて埋めてしまいその場を去っていった・・・・・。 (おわり)  
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