皮選び

【文】:搭杢煉瓦 【皮モノ】 「ど・れ・に・し・よ・う・か・な!」 午前6時頃。 とあるアパートの一室にして。 一人の中年男性が全裸姿で皮を選んでいた。 「今日は27歳のOLの皮を着ろうかな。それとも昨日、剥いだ女子中学 生の皮を着ようかな。迷っちゃうなぁ」 男はいろんな皮をじっくりと見て皮を選ぼうとしていた。 それから数分後のこと・・・。 「よし、決めた。今日は女子高生の皮を着ることにしよう・・・・」 すると男はひとつの皮を手にするとさっそく着替え始めた。 皮には背中にファスナーが付いておりそこから皮に入り込み男の身体を その皮にフィットさせた。 そして皮の中に完全に入ると身体が徐々に収縮された。 最後にファスナーを閉めて着替えが終わった。 男は姿見を見ると・・・・むさ苦しい中年男性の姿はなく代わりに小柄で 可愛らしい少女の姿があった。 「・・・・・今日の私は三浦 里美。高校3年生。今日は私を選んで着替えてくれてあり がとね。私、すごく嬉しいよ。ぐへぇ、ぐひぃ、ぐひひひぃ〜〜」 少女はニヤニヤと怪しい笑みを浮かべながらそう囁いた。 「確かこの娘の制服はこれだったかな」 少女はそう言って制服に着替え身だしなみを整えた。 「ぐふ、私ったら可愛いな〜。まさか中におじさんが入ってるだなんて誰も信じな いね。・・・・今日はこの娘の姿でどんなことをしようかな、ぐひひひぃ!」 中身に中年男性が入っている偽りの少女はそうして部屋を出て学校へと向かって行った。 (了)
※執筆:2010/03/23(執筆途中で放置) ※加筆修正:2012/09/05 ※公開:2012/09/05 ○「おなにっき(((( *ノノ)」トップページへ戻る「SS置き場」トップページへ戻る
 
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