淫乱学園高等部

【文】:搭杢煉瓦 【憑依 R-18】 私は一週間ぶりに学校に登校した。 「おはよう!!」 教室に入り、クラスメイトに挨拶をした。 だが、周囲の様子がおかしくなぜか皆暗い表情を浮かべて下を向いていた。 友達に話しかけてもみんな同じく元気がなく何も言わない。 私がいなかった間、このクラスに何が起こったのだろうか。 私には状況がわからなかった。 そのとき・・・・・。 学級委員長の戸崎真奈美が教室に入ってきた。 真奈美は教壇に立ち、思いがけないことを口にした。 「ちゅーもーくっ!!これから隣どうしでお互い二人一組になって キスをしてもらいまーす。」 普段の彼女であれば決して言わないであろうその言葉・・・・。 今日の彼女はいつもと違っていた。 一瞬、間が開いたが一番前に座っている山田さんが急に隣に座っている男子・・・・・ 榎本君にキスをした。榎本君も興奮している様子で山田さんのキスを受け入れていた。 彼らがキスを交わすと他のみんなもキスをし始めた。 学級委員長の戸崎さんは教室をまわってペアがいなくてキスをしていない人の もとへ行き、男女の区別なくキスをしてまわっていた。 彼女は最初は小山内亜矢とキスをしていたのだが、他のクラスメイトにも 手を出すようになった。 私の隣の席は荒木君なのだが・・・・・今日はまだきていない。 いつも通り、ギリギリになって教室に入ってくるか、遅刻してくるか、それとも珍し く欠席するのか・・・・・私には分からなかった。 そのときだった・・・・ 荒木君の席に戸崎さんが座った。 「・・・むっ。ああ、間違えた。今の俺は学級委員長の戸崎真奈美だったな。クラス の奴らに俺の魂を分裂させて憑依する・・・・淫乱学園高等部の誕生だなwwwはは ははwwwwそれにしても戸崎のオッパイ気持ちいい。コイツの身体に憑依できて良 かったぜぇwww」 戸崎さんは怪しい笑みを浮かびながら卑猥な言葉を囁き続けた。 そして少しして私のほうに視線を交わした。 「あら、太田さん。隣いないわね。私が代わりにキスしてあげるね♪」 戸崎さんは決して言わないであろう卑猥な言葉をいつもの口調で次々と囁いた。 「と、戸崎さん・・・・今日はいったいどうしたの?」 「うくく。何言ってるの?いつもの私よ。みんなが暗いから学級委員長としてみんな に元気を与えているだけよ。さぁ、太田さんも私にたくさん犯されて気持ち良くなろ うね」 彼女はそう言い、私の唇にキスをした。 「うぐっ!!」 私は窒息しそうになった。 戸崎さんの舌が私の口の中で私の舌と交わせて絡め込む。 最初は不快な気分になっていたのだが、意識が薄くなるのと同時にそれは快感へと変 貌していった。 乳首が立ち、頬が赤くなり戸崎さんとのキスに興奮し始めた。 「あらあら、顔が真っ赤よ。もしかして感じてるんじゃない?」 彼女の言っているとおり私は敏感に感じていた。 女同士なのにこんなに気持ちいいなんて・・・・・。 私はいつの間にか・・・・何かに取り憑かれたかのように戸崎さんを性の対象として 認識してしまった。 「ああっ、戸崎さん、気持ちいい。私とエッチなことしよ。私の下の御口もたっぷり と舐めてちょうだい」 私はいきなり変なことを口にした。私まで卑猥な言葉を発言してしまったのだ。 自分の本音なのか誰かに操られて言わされているのかは分からなかったのだが、その ときはなぜか興奮しており、あまり物事を考えられなくなっていた。 少し間があいて、戸崎さんが言った。 「あら、いいわよ。私といっぱい楽しみましょう♪」 彼女はそういうと私の身体をつかみ、床に押し倒し私に抱きついた。 私の胸と彼女の胸が擦りついてはなそうとしない。 「はあんっ、太田さんの胸ったら、やらしいっ、ああんっ!!」 「戸崎さんこそ、胸大きくて、すっごくエロいですっ!!はああんっ!!」 私は何かに取り憑かれたかのように戸崎さんとの女同士のレズビアンセックスを堪 能していた。 私のいる汚れのない学級がいつの間にか淫乱で醜い学級へと変貌していった。 (了)
※執筆:2008/05/12(小説『通勤クラッシュ』の副産物) ※加筆修正:2012/09/06 ※公開:2012/09/06 ○「おなにっき(((( *ノノ)」トップページへ戻る「SS置き場」トップページへ戻る
 
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