不可抗力(第7話)

「はぁはぁ。気持ち良かった。さすが女の子の身体だぜ」 結奈(孝雄)は角オナを続け逝ってしまいベッドに横たわった。 そして棚の上に置いてあるデジタル時計を見ると23時になっていた。 「もうこんなに時間が経ったのか。結奈ちゃんの身体で遊んでて時間なんて気にしてな かったw」 結奈(孝雄)はパジャマに着替えるために身に付けているセーラー服、下着を床に脱ぎ 捨て全裸となった。 「そういえば結奈ちゃんの裸姿を見るのはこれが初めてだったよな。これが結奈ちゃん の産まれた時の姿かぁ。最高じゃないかw」 結奈(孝雄)は姿見でそれを見て再び自慰をしたいという欲求に駆られたのだが我慢し て用を済ませて寝ることにした。 そして棚の中から取り出したのは孝雄の普段着ているパジャマ。 もちろん男性用でありサイズが全く合わなかった。 だが他に着れそうな物はなかったのでそれを着て眠ることにした。

そして次の日の朝の7時30分。
結奈(孝雄)は目を覚ました。

「んん・・・・いつもと身体の感覚が違うなぁ。ああ、そっか。昨日、身体が入れ替わ
ったんだよな」

結奈(孝雄)は昨日のことを即座に思いだした。

「今日はこの子の身体を使って何をしようかな」

そのときだった。
棚の上に置いてある携帯電話が鳴った。それは孝雄の物で現在働いている職場からだった。

「そうか。今日は早番だったな。今行ってもどうせ間にあわねぇ。行ったところで大目
玉食らい減給だろうしクビでいいよ・・・・もう・・・・。どうせ、今日行かなくても
近いうちにクビにされるしね。・・・・というわけで・・・・さいなら〜〜!!」

そう呟き携帯電話の電源を切り仕事に行くのを拒否した。

「どうせ、元の身体に戻ったら俺は刑務所行きだな。・・・・以前他の人と入れ替わった
時は通報も何もされなかったけど、今回の子は昨夜聞こえた通り通報するだろうね。も
う完全に自分の身体には戻る気はしないなぁw」

そして少し時間が経過した頃・・・・押し入れから音がしたので結奈(孝雄)は押し入
れの戸を開けた。

「おはようさん。結奈ちゃん」

「むんっ、むぐぐぐん、むむむぬぬん!!」

どうやら孝雄(結奈)は目を覚ましたようだが口に猿轡を噛まされており自由にしゃべ
ることはできなかった。

「現在、7時50分だよ。そろそろ学校にいかないと遅刻だね。その縄と紐を解いて制服
(セーラー服)に着替えて学校に行ってもいいんだよ。あ、そうか。服装は変えてもその
まんまの姿ではいけないよね。今のままでは変態女装男として捕まるだけだもんね」

結奈(孝雄)はニヤニヤと嫌らしい表情を浮かべながら囁いた。

「その調子だと学校にいけそうにないから俺が代わりに行ってあげるよ。なんてったって
今の俺はどこからどうみても女子高生の稲葉 結奈ちゃんなんだからね。だから今日はそこ
でゆっくり休んでいるといいよ、元結奈ちゃん・・・・。ぐひひひぃw」

孝雄(結奈)は結奈(孝雄)を睨みつけた。

「きゃっ、おじさんこわーいwそんな目で私を見ないでよぉ〜♪」

結奈(孝雄)はわざと女の子の口調で言いスタンガンを手に取り孝雄(結奈)をもう一度
気絶させ押し入れの戸を閉めた。

結奈(孝雄)は床に落ちている下着、セーラー服を身に付け姿見の前で身だしなみを整え
鞄には教科書・ノート・筆記用具などを入れた。

「よし、これで完璧だ!w」

結奈(孝雄)は準備をすべて整えた。



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※執筆:2012/11/23
※公開開始日:2012/11/23



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