不可抗力(第11話)

「ぐふふ。こうするとね。興奮状態に陥るんだよ。私とエッチなことをすると興奮が高 まってその衝撃で元に戻るかもよ」 結奈のフリをしている晃広(孝雄)は結奈(晃広)のセーラー服の赤いスカーフを外し 横ファスナーを開け胸のところまで捲り上げた。 「あわわ・・・・・結奈ちゃん・・・・・いったい・・・・なにを?」 「ぐふふ。そこは私の身体の興奮する場所のひとつなの・・・・。ここを舐めるとね・・・・」 晃広(孝雄)は結奈(晃広)のブラを外し顔を近づけ乳首を舌で舐めてみた。 「ああああ、そこは・・・・だめぇ〜〜!!」 「ほらね。すごく敏感に反応するでしょ?他にも敏感な場所知ってるんだぁ。晃広くん にだったら特別に教えてあげても良いかな」 晃広(孝雄)は結奈(晃広)の穿いているプリーツスカートを捲り上げショーツを下し 女の子の秘部を露出させた。 「ああ・・・・結奈ちゃん・・・・・そこは・・・・!!!」 「な〜に?ここがどうかしたの?」 「なんで・・・・こんなことを・・・・・」 「なんでって・・・・そんなの決まってるじゃない。元の身体に戻るためよ。それに私 、あの時・・・・告白された時にあなたに酷いことを言ったのかもしれないけど、本当 はあなたのことが好きなの」 孝雄はなんとなくのノリでとりあえず何かを言ってみた。 それにより相手がどう応答してくるのかを確かめるために・・・・・ すると・・・・・ 「酷いことだなんてそんな・・・・・結奈ちゃんの父親が反対してるなら仕方ないよ」 「・・・・え?」 「今は無理かもしれないけど僕も君のお父さんみたいに偉くなって君に改めてプロポー ズをするよ」 孝雄はこの元少年の発言からなんとなくだが結奈が何を言ったのか推測できた。 さらにこの結奈という少女は言ってることが本当だとすると偉い人の娘ということになる。 父親は官僚とか大企業の社長とか・・・・・・ 孝雄はなんとなくそんなイメージが浮かんだ。結奈のこの性格からしてそんな気がして きた。 そして少し間を置き、また話を合わせることにした。 「・・・・ありがとう。晃広くん。いつか私を御嫁さんにもらってね」 「うん、約束するよ」 「それじゃあ、それまで私の大切なココはお預けだね」 晃広(孝雄)は結奈(晃広)の秘部を指差して囁いた。 「ソコは晃広くんにだけ入ることが許される私の敏感な秘密の入り口だよ。晃広くんが 偉くなるまで私、待ってるからね・・・・」 「ありがとう。結奈ちゃん。愛してるよ」 「私もよ・・・・」 ・・・・という風に良い感じになってきたのでなんとなくキスを交わすこととなった。 そのとき孝雄は能力を使い互いの精神を元の身体に戻すことにした。 キスを終えた頃には二人は元の身体に戻っていた。 「あれ、どうやら元に戻ったみたいだ」 「わぁ〜、本当だ。・・・・・・・・もしかしたら縁結びの神様(まぁ、俺だけど)が 私たちを引き合わせてくれたのかもしれないね。私たちは今もこれからも切っても切り 離せない深い絆で結ばれてるんだよ、きっと・・・・」 「そうだね。僕もそう思うよ」 「これから大変だと思うけど頑張ってね。私、応援してるから」 「うん、ありがとう。結奈ちゃん。あっ、しまった・・・学校に行かないと・・・・・」 「あ、ごめん。私、家庭の事情でちょっと家に戻らないといけなくなったから先生に伝 えておいてね!」 「わかったよ、結奈ちゃん」 そうして二人はその場を退散した。 (第12話へ)


※執筆:2012/11/24
※公開開始日:2012/11/24



○「目次」ページへ戻る「おなにっき(((( *ノノ)」トップページへ戻る

inserted by FC2 system