カスタマイザー 第3話「改造装置破壊」

本物に成り替わった偽の『婦警』は上機嫌で道を歩いていた。

「婦警の姿に変身したんだし何か事件でも起こらないかな。まぁ、起こらないなら起こ
らないで良いんだけどね。そんなときは俺が起こすまでよ。へへへ」

『婦警』はパトロールのコースを変えて交番の近くに止めてあった自分の・・・男の自
動車で森の奥の研究室へ戻ることにした。

「まぁ、事件が起きなければ起こすのみだな。ははは」

そして研究室に着いた『婦警』は中に入り私が監禁されている場所へいった。

「むん、むぐううん、むむむん〜!!」

私は拘束され口にも猿轡をされ自由にしゃべることができなかったのだが、『婦警』が
外してくれた。

「大丈夫?あなたを助けに来たわよ。すぐにここから逃げましょう」

「婦警さん。ありがとう。でも、どうして捕まっていることがわかったんですか?」

「なーに簡単なことよ。だって・・・・・私、婦警なんかじゃなくココの研究室の所長
だからね」

「・・・・え?」

「いやぁ〜、婦警に変身したのは良いけど何も事件が無さそうだからココに戻りたくな
っちゃって。今から婦警の姿をしたこの俺が君を犯すからね。きっと良い事件になりそ
うだ。はははは」

「やっ、やぁ〜、来ないで!!」

「観念なさい。あなたは完全に包囲されているわ・・・・・なんてな」

拘束具の取れて自由の身となった私は勢いよくその場を逃げた。


「まぁ、逃げても無駄だよ。どうせ、すぐに捕まるんだからね」

気が付くと私は改造装置の近くにいた。
私はとりあえず、あの男が二度とこの装置を使えないように破壊することにした。

「えいっ!」

私の近くの落ちている棍棒で装置を簡単に破壊することができた。

「おっと、みーつけた」

「この装置は私が壊したからもう使えないよ」

すると・・・・・

「はははは。君は勘違いしているようだね。今に良い物を見せてあげるよ」

『婦警』は身体に力を入れると全身が変化した。
そして小柄な少女へと姿を変えた。

「あ・・・・あああ・・・・なんで?」

『婦警』は私の姿へと変身したのだ。

「その装置で一度肉体改造をしてしまうと身体がデータを記憶してしまって何度でも身
体を変化させることができるんだ。あ、もちろん婦警さんの姿にも俺の姿にもまた戻れ
るよ。それにデータを組み合わせるとこういうこともできるよ」

『私』は全身に何かを念じながら力を込めると・・・・・
胸は大人のように大きく膨らみ、股間部分は何かが盛り上がっていた。
『私』は婦警の制服を脱ぎ捨て全裸となり身体の変化を私に確認させた。

「きゃっ・・・・何よ・・・・これ・・・・」
「くくく。いろんなデータを組み合わせることで身体の一部を変化させることもできる
んだよ。今の俺の身体は君のほぼ全身と婦警さんの大人の胸、そして俺のペニスで成り
立ってるんだ」

「そんな・・・・。あなた、いったい何が目的なの?」

「俺の目的は君なんだよ。君みたいなか弱い女の子に変身さえすれば警察の目から逃れ
てじっくりと研究ができる。だからこの姿は頂くよ」

「勝手なこと言わないで・・・!!う・・・・うああああ・・・・身体が動かない・・・・」

「ははは、ようやく効いたみたいだね。君を気絶しているときに麻痺の薬を飲ませたのさ
。さぁ、俺をたくさん楽しませてくれよ」

「やっ、やぁ〜、来ないで!!」

私の抵抗も空しく私の変身した偽物は私に近づき、さらに薬を飲まされ気絶してしまった。

「くくく。この薬を飲んでしまえばなかなか起き上ることはできないだろうな」

私は深い眠りについてしまい再び拘束され自由を奪われてしまった。




(第4話へ)

        

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