カスタマイザー 第1話「造り変えた身体」


私の名前は外崎 麻奈美。中学3年生。
夏休み前のある日のこと。
私は学校へ向かっている途中、後ろから何者かに襲われた。
そして数時間後、気がつくと私は薄暗い部屋で灰色の薄い生地のシャツ・
ズボンを着てベッドで横になっていた。
私は上体を起こし辺りを見渡した。
「ここはどこ?私はいったい…」
だがここがどこなのか見当も付かなかった。
立ち上がり部屋の扉を開けようと試みたのだが閉められている。
私は何者かの手によってここに監禁されたのだ。

私はベッドに戻りここから出る方法を考えていると部屋の扉が開いた。
そして私をここに監禁した何者かがこの部屋へ入ってきて私のもとへ近づ
いてきた。私はすぐさま目の前の人物を見張った。
服装は白色の夏用半袖セーラー服を身に着けていた。それは私と同じ制服で
同じ学校の生徒だと思った。
部屋が薄暗く顔ははっきりと確認できなかったのだが髪型はミディアムな長
さでストレートヘア。背丈は私と同じくらいの小柄な体格をした少女であ
ることがわかった。
「くふっ…」

少女は私を見て嘲笑いをした。少女から悪意に満ちたオーラが溢れ出ているの
を本能で察した。どうやら目の前に立っているこの少女こそが私をここに拉
致し監禁した張本人のようだ。
「私をここに連れてきたのはあなたなの?あなたはいったい誰なの?」
私は少女に向かって叫んだ。
「くふふ、相変わらず元気がいいね。麻奈美ちゃんは」
「えっ、あなたいったい誰?私の知ってる人なの?」
私は少女の声に聞き覚えがあったのだが誰なのか思い出せなかった。
「そうだよ。麻奈美ちゃんの知ってる人だよ。私が誰なのか気づかないみた
いだから特別に教えてあげるね」

すると部屋に電気がついた。
私は眩しさと共にその少女の顔を見ようとしたのだが、そこに立っている少
女の姿を見て私は驚愕してしまった。
「なっ、なんで私が目の前に…!」
なんと目の前に立っているその少女は私と瓜二つの姿をしていたのだ。私を
ここに拉致してここに監禁したのは私と瓜二つの姿をした『私』そのものだ
ったのだ。
「ぐふっ、大分驚いているみたいだね。俺はココの研究室の所長。といって
も今は一人だけどね。君の身体のデータを元にして俺の身体を造り変えたん
だよ」
そこにいる『私』は私が寝っているときに私の身体の全てを調べて、私の身
体のデータを採取してそれをもとに自身の身体を私そっくりに改造したら
しい。
「そんな整形手術だけで他人そっくりになれるなんて嘘よ。信じられない」
「何言ってるんだ。実際君そっくりになってるじゃないか。それに整形手術
なんて野蛮な方法で身体を改造したわけじゃないぞ。どうやってここまで君
そっくりになれたのか教えてあげるから俺の後を付いてきなさい」

『私』がそう言ったので私は後ろをついていき、研究器具が置かれている広
い部屋に案内させられた。そこには上にライトやレーザーが付き、横に機械
が設置された一つの寝台があった。
私は『改造』という言葉で『整形手術』を連想してしまったのだがどうやら
違ったようだ。
『私』は目の前にある寝台でレーザーやら特殊な光を浴びて姿を造り変える
ことができるようで手術と違って痛くも痒くもないということを教えてく
れた。
『私』はその装置を苦労して自分で作ったらしく自慢していた。
「どうだ、俺の肉体改造装置の感想は?」
「こんな装置嫌よ。今すぐ自分の姿に戻って。それに私そっくりになってこ
れからどうするつもりなの?」

「ははは。俺がこれからどうするのか知りたいだろ?こうするのさ!」
「きゃっ!!」
『私』は私の上体を少女とは思えない強い力で床に押し倒し私の身体に跨った。
そして私は痺れ薬を飲まされ身体の自由が利かなくなってしまった。
「はぁ〜はぁ〜、俺さぁ、いつかは君みたいな可愛い女の子になって同じ顔の
女の子を犯してみたかったんだよなぁ。君の身体と君そっくりに造り変えた俺
の身体、どっちが気持ちいいんだろーな。むふっ」
「やっ、やめてぇっ」
『私』はプリーツスカートを捲りショーツを脱いで私の顔面に私の女性器とそ
っくりに造られた秘部を擦り付けた。
「あぁん、ひゃっ、ひゃんっ」
『私』は私の声で恥ずかしく鳴いて見せた。

「や…めて…!」
私は抵抗しようとしたのだが痺れ薬により身動きできなくなっていた。
「あっ、はぁん、いいっ、いいよぉ〜、気持ち良すぎるっ。偽者である私が
本物の麻奈美ちゃんを犯してるぅ〜。ぁあんっ」
『私』は私の口調を真似ながら喘ぎ始めた。『私』は気持ち良さそうであり
恥ずかしい声をひたすら漏らし続けた。
「あっ、そうだ。私のこの変態な姿を記憶しておかないといけないね。ぐふ
ふっ」
すると『私』は立ち上がりビデオカメラを取り出して近くに置いた。
そして私が見えない角度に移動して『私』は自慰を始めた。
「はぁ〜んっ、いいっ、気持ちいいよぉっ〜、自己紹介するねぇっ、私の名
前は外崎 麻奈美。中学3年生だよぉ〜。私って清楚で真面目そうに見えるけ
ど本当はド変態で嫌らしい女の子なんだよぉ。今日もなんだか身体がムラムラ
しちゃったからもっとコノ変態な身体を苛めてあげないとねっ、はぁっ、はぁ
〜んっ、いっ、いいっ!」
「お願い…そんな変なことしないで…うう…」

私は泣きながら言ったのだが『私』は私のことを無視し、ひたすら私そっくり
に造り変えた自身の身体で自慰を続けた。
「ああん、本当に気持ちいいっ、私、麻奈美ちゃんの身体そっくりに改造し
て良かったー。ああっ、油断してたら、もういくぅ〜、はぁ〜、ああん、だ
めぇぇ〜!」
じゅぱっ、じゅぱっ、じゅぱっ〜〜
『私』は愛液をたっぷりと放出し女の子としての快楽を味わい、約30分間に
及ぶ『私』によるセーラー服を着た女子中学生の破廉恥自慰プレイを終えた。

「はぁ〜はぁ〜、気持ちよかったぞ、麻奈美ちゃん」
『私』はすぐにティッシュで汚れている部分を拭き取り、セーラー服を脱い
で全裸になりビデオカメラを止めた。
そして部屋内にあるシャワールームに入り身体を洗い、大型の乾燥機で身体
を乾かした。その後、脱ぎっぱなしの夏用半袖セーラー服を着こなし身だし
なみを調えた。
さらに『私』は私の持っていたはずの鞄を持ってきて、そこから教科書、ノ
ート、筆記用具を外に放り出してカメラや録音機、その他いろいろな小さな
機材を中に入れてそれを持った。
「これからどうするつもりなの?」
私は元気のない声で恐る恐る『私』に言った。
「ふふふ、これから君に成り済ましていろんな人たちのデータを取ってくる
から君はここで大人しく留守番をしててね」

『私』は縄を取り出して私の身体を縛った。さらに口には猿轡を咬まされ完
全に自由が奪われてしまった。
「むんっ、むぐぐんっ、むむん(くっ、くるしい、誰か助けて)」
私は必死に叫ぼうとしたのだが自由に声を出すことができなかった。
「ははは、痺れ薬が切れて勝手に動いて研究室の中をウロウロされると困る
からしばらくはココで静かにしててね。そうだ!ずっとココにいるとあき
ると思うからさっき撮っておいた麻奈美ちゃん出演のビデオを上映してあげ
るね」
「むんっ、むむんっ、むぐん(やっ、やだっ、こんなの見たくないっ)」

『私』は先ほどのビデオカメラを大型テレビに接続させ『私』の自慰をして
いる場面をリピート再生させ何度も『私』の変態ショーを見せ付けられた。
私は恥ずかしくて見たくなかったのだが身体が固定されどうしても見えて
しまった。
「ふふふ、しばらくビデオの鑑賞会楽しんでてね。それじゃあ、私はそろそ
ろ行くね。バイバイ、本物の麻奈美ちゃん!」 
そうして私そっくりの姿に身体を造り変えた偽者の『私』は本物である私を
研究室の中に閉じ込めて存在を抹消させて本物に成り代わりその場を去って
いった。


(第2話へ)

        

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