身体強盗の性活 第9話「加奈、作戦を実行する。」


アジトの地下部屋にて……

「ねぇ、起きて…」

「ん…うむむ。あれ…ここは?」

亮司(加奈)は兵吉(鞘香)を起こし、これまでの経緯について話した。

「そんな…酷い…。私たちもうこのまま、ここから出られないのかな」

兵吉(鞘香)は落ち込み不安そうな表情を浮かべながら言った。

と…そのときだった……
部屋の扉が開き誰かが入ってきた。

「あなたは……どうしてここに?」

亮司(加奈)は目の前にいる少年を見て言った。それは加奈の知っている人物だった……。

『静かに。そうしないとあいつらが戻ってくるよ。ここから出たいんだろ。だったら今
から言う作戦を実行して…』

少年は亮司(加奈)らにこれから行う作戦について指示した。


一方そのころ・・・・・・ 不審者が去った後、加奈(亮司)は美帆、明日香、智恵の3人と一緒に下校していた。 放課後遊ぶ予定だったが、3人とも元気がなく暗い表情だった。 「じゃあ、またね…」 「うん、今日のところはこれで…」 「ばいばい…」 加奈(亮司)は3人と別れアジトのほうを歩いて行った。 「今日、3人とも遊ぶ予定だったが、まぁ仕方ないか。一気に楽しんでしまうよりもこ れからじわじわと遊ぶのも良いな」 加奈(亮司)は今後彼女たちをどういう風に弄ぶかについて考えながら歩いて行った。 そうしているうちにもアジトに着いた。 「おかえりでやんす、あにきぃ」 鞘香(兵吉)が出迎えた。 そして二人は地下の実験部屋へ進みそこに入ると、拘束され自由を奪われてしまった『 元少女』が待っていた。一人はこちらを睨んでおり、もう一人は気絶しているようだった。 「よぉ〜、加奈ちゃん。今日はたっぷりとお友達とコミュニケーションを取ってきたぜぇ」 「私の友達には手を出してないでしょうね……」 「へへへ、それは保障するぜぇ。友達には一切手を出しちゃいねぇ〜(まぁ、嘘だがな) 。だから今日もたくさん身体で払ってもらうぞ。・・・・はぁん!」 「・・・・・・・」 加奈(亮司)は亮司(加奈)の拘束具を取り今日も淫らな行為を繰り返した。 そのときだった・・・・ 「鞘香ちゃん、今よ…」 「なっ!!」 「・・・えいっ!!」 「ぐあっ!!」 気絶していると思われた兵吉(鞘香)は近くに落ちていたスタンガンを手に取り加奈( 亮司)に当てた。それにより加奈(亮司)は気絶した。 「なっ、あにきぃ〜。よくもあにきを〜」 「えいっ!!……私の身体を返しなさい!」 「うぐっ!!」 鞘香(兵吉)までも気絶した。 「やったね。鞘香ちゃん」 「ええ、ありがとう。加奈さん。後は自分の身体に戻るだけですね・・・・。まず先に やってもいいですか、加奈さん」 「ええ、いいわよ、鞘香ちゃん」 兵吉(鞘香)は気絶している少女の身体を抱きかかえ入れ替え装置の椅子に座らせ、も う一方の椅子に座り被り物を被り電源を押した。すると、激しい電量が流れ身体に伝わ った。 そして目覚めると自身の身体を確かめた。 「やったー。元に戻ってる!!」 「良かったね、鞘香ちゃん。じゃあ、次は私の番だね」 亮司(加奈)はこれでようやく元の自身の身体に戻れると思い、希望と喜びの表情を浮 かべ入れ替え装置に座った。鞘香のときと同様にスイッチを押し激しい電量が流れ身体 に伝わった。 すると…… 加奈はすぐに目を覚まし近くにあった姿見で自身の姿を確認した。 「あ…あああ…戻ってる!!私の身体だぁ…。元に戻ってるぅ!!」 姿見には少女がようやく自身の身体に戻れたという嬉しそうな笑みを浮かべ微笑んでいた。 「この人たちが気絶しているうちにここから逃げましょう…あ、その前に……」 加奈は『入れ替え装置』が二度と使われないように鞘香と一緒にそれを壊した。 「これでもうこの妙な機械は使えないですね」 「そうだね、これでようやく外に出られる…」 二人は作戦の成功にとてつもなく喜んだ。 そしてその場を去ろうとした時……

(第10話へ)

        

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