身体強盗の性活 第6話「加奈、いろいろと触れ合う。」



「いってきまーす!」

加奈(亮司)はいつものように加奈に成り済まし学校へ向かった。

「へへへ、今日はどんな良いことをしよーかな。昨日は女子中学生を犯罪者から助けてや
ったしな(笑) 今日は何か事件起きないものかな〜。まぁ、事件が起きなければ俺が起
こすしかないよなぁw ははははwww」

加奈(亮司)は少女には似合わない下品な表情を浮かべ、良からぬことを考えながら歩い
ていた。

「あ、あにきだぁ、おはようでやんす、あにき!!」

加奈(亮司)はセーラー服を身に付けた優等生風の少女……鞘香(中身は兵吉)とばっ
たり会った。

「おう。兵吉か。その嬢ちゃんの身体はどうだ?新しい家には慣れそうか?」

「ええ、家も身体も快感でやんすよぉ〜。この嬢ちゃん……とある会社の社長の娘のよ
うですごい良い暮らしができたでやんす」

鞘香(兵吉)はその後もこの女子中学生について詳しく語った。

「ほほう。そいつは良いことを聞いたな。金に困ったら資金援助を頼むぞ!兵吉!」

「了解でやんす。あにきのためなら協力を惜しまないでやんす」

「はははは、それは良い心がけだ。お前みたいな部下を持って俺は幸せだぞ」

そうして加奈(亮司)と鞘香(兵吉)は話しながら歩いていった。

「じゃあ、あっしはここの道曲がるでやんs・・・・いや、私はこの道を曲がりますの
でこの辺で失礼致しますね。加奈お姉さん」

「ほほう…お前もやるようになったな、兵k・・・・・いや、鞘香ちゃん。今日も放課
後にあの場所(アジト)にいると思うから良かったら寄ってみてね」

「わかりました。加奈お姉さん。じゃあ、後ほど・・・・」

「あ・・・・ちょっと待って、鞘香ちゃん。肝心なこと忘れてた。携帯電話の番号交換
しましょ・・・・」

「了解でやんs・・・・うぅんっ・・・・わかりました、加奈お姉さん」

そうして二人はそれぞれの少女の口調を真似て話しながら歩いた。
そして少し歩くと・・・・

「おっ、もう学校に着いてしまったか。今日は何も事件が起きなかったようだな……」

加奈(亮司)は不満を持っているような・・・・物足りないような気分に駆られながら
廊下を歩いた。
そして教室に入り加奈(亮司)は窓側で一番後ろにある自分の席に座った。

そのときだった・・・・

「よぉっ!加奈っ!」

背は加奈より少し低い程度で茶髪でショートヘアをしている少女が話しかけてきた。加
奈の記憶によるとこの少女は白中 美帆(しらなか みほ)という名前で加奈の友達のう
ちの一人らしい。テニス部に所属している・・・・とのことだった。

「おはよう、美帆!」

加奈(亮司)は加奈の口調を真似て言った。

「今日、部活が早く終わるから放課後みんなでどっかに遊びに行かない」

「うん。いいね!」

「じゃあ、決まりね!明日香や智恵にも誘いをかけてくるから〜」

加奈(亮司)は遊びに誘われた。記憶によると最後に遊んだのが銀行で亮司と入れ替わ
る前日以来一緒に遊んでいないようだ。
銀行強盗に襲われたり入院したりでいろいろあったため誘いたいのだが落ち着くまで控
えていたようだ。

(へへへ、加奈ちゃんのお友達かぁ〜。これは楽しめそうだぞw どんな事件を起こして
やろうかな。いや、俺が起こすんじゃないな。起こすと困るなぁ。なんてったって俺は
正義のヒーローなんだからな!!)

加奈(亮司)は怪しい表情を浮かべ微笑んだ。










(第7話へ)

        

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