女子高生おじさん 第9話「先生のマンションを訪れた私」



「さてと・・・・棚崎さん・・・すっかりと熟睡しているみたいだし何から始めようかな」

先生が私に触れた時、『私』が急に起き上った。

「・・・・よぉ、先生!久々だな!」

「棚崎さん・・・・そんな馬鹿な・・・・睡眠薬をたっぷりと紅茶に入れて飲ませたのに」

「がははw俺だよ、俺。この嬢ちゃんの身体と合体してるおじさんだよ」

「ああ・・・もしかして・・・・あのとき保健室に現れたあなた?」

「ああ、そうだ。俺だよ。嬢ちゃんが眠り始めたから俺に身体の主導権が渡ってね」

「なんだ・・・・びっくりした・・・・・」

先生はほっとしていた。

「・・・・ところで今まであんたの様子を黙って見てたんだが何でこの嬢ちゃんなんか
狙ったんだ?睡眠薬を飲ませてまで・・・・」

『私』は疑問に思い先生に問いただした。
すると・・・・・

「私ね・・・実は一人っ子でずっと妹が欲しかったの。高校で教師をしていていろんな
子が私の妹のように見えていた。その中でも棚崎さんは特別な存在でいつか私だけの妹
にしたかった」

「もしかして最近、女子の制服や下着が盗まれるといった・・・・変質者騒動の犯人は
あんただったのか」

「ええ、私よ。どうしても妹が欲しいという想いに耐えきれず自分の手元に置いておき
たくて彼女らが直に身に付けているものを盗んでしまったの。もちろん罪悪感はあるわ
。警察署に行って自首する覚悟はできているわ」

先生は辛そうな顔で言った。

「まぁ、待てよ。あいにく俺は警察じゃないからあんたを捕まえることはできない。俺
はどちらかと言うとあんたの仲間だ。それにそう言う風に生徒のことを大切に想ってる
のなら良いことじゃないのか」

「こんな私を慰めてくれるのね・・・・ありがとう・・・・でもケジメは付けなくちゃ・・・・」

「そう言うなよ。本当に悪いと思うなら、この嬢ちゃんの相手をしてくれないか。せっ
かく嬢ちゃんを眠らせたんだ。このまま放置しておくのは可哀そうだろう。俺が良いケ
ジメの付け方を教えてやるぜw」

「・・・・えっ?」

『私』は先生に抱きつきキスをした。

「どうだ?w罰として嬢ちゃんの姿をしたこの俺とセックスするっていうのは・・・w」

「ええ、悪くないわね・・・・棚崎さんの身体がそう望むのなら喜んで罰を受けるわ。
私の寝室に来てちょうだい」

「おうよw」

二人はニヤニヤと笑みを浮かべながら寝室へ向かって行った。








(第10話へ)

        

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