雨時々ザーメン 第2話「迫り狂う卑猥な粘液」



智香はいきなり女性とは思えない強い力で私の身体を引っ張りベッドに押し倒した。私
はベッドに仰向けになり起き上がろうとしたのだが彼女がすぐに私の上体に乗り手足を
抑え付けられ身動きが取れなくなっていた。

「いきなり何するのっ?・・・・・・智香ちゃん!!」

「・・・・・・今から玲奈ちゃんに教えてあげるね・・・・・・・・女の子の快感って
やつを・・・・・ぐふっ・・・・・・・・ぐひっ、・・・・・・ぐひひひひぃっ・・・・
・・・・・・ぐひいぃぃ・・・・・・・。」

「えっ?何いってるの、智香ちゃん・・・・・・。」

「玲奈ちゃん、ココを手で撫でてあげるとすごく気持ちいいんだよ。ほらっ!!」

智香は私のスカートの上の股間部分を右手で撫で始めた。

「はあんっ!!」

私は快感のあまりまたしても恥ずかしい声を出してしまった。

「良い反応だね。玲奈ちゃんはこういうこと初めてなんだよね。」

すると智香は私のスカートを捲り右手をショーツの中に忍ばせた。

「はああっん!!」

「ふふふ、気持ちいいでしょ。もっと聞かせてよっ、玲奈ちゃんのエッチな声をっ♪」

智香は嫌らしい顔つきで微笑み、私のショーツの中に隠れている恥部を撫で続けた。
その度に私は・・・・・・・。

「はぁんつ、ああんっ。」

・・・・・私は恥ずかしい声を何度も漏らしていた。

「玲奈ちゃんったら、可愛いね。もっと私が可愛がってあげるねっ、ふふふふ。」

「智香ちゃんっ、お願いだからやめてっ!どうしてこんなことするのっ?」

「ぐふふっ、どうしてだって?・・・・・・・決まってるじゃないか。思春期真っ盛り
の可愛い女の子がこうやって二人っきりで絡みあってるんだ。欲情しないほうがおか
しいぜぇ〜、ぐひひいぃぃ〜〜!!」

智香は下品な声で笑いながら男性のような荒い口調で答えた。

「智香ちゃん・・・・・・なんだかここにきてからずっと変だよ。」

私は怯えながらも目の前にいる智香に言った。

「ぐふふっ、こんなことされてもまだ俺を智香だと思ってるのかい?まぁ、いいや。教
えといてやるよ、俺の正体をなっ!!」

「・・・・・・えっ?」

智香は立ち上がり何やら意識を集中しているようだった。するとお腹のほうが妊婦のよ
うな大きさにまで膨らみ始めた。さらにその膨らみはお腹の部分から胸、首・・・・・・・
やがては口元部分に移り変わり彼女は口を裂けそうな勢いで大きく開けた。

すると・・・・・・・・・。

にゅるっ、にゅるぅ〜〜〜!!

「こっ・・・・・・これはいったい・・・・・・・なんなの?」

私はこのとき信じられない光景を目の当たりにしてしまった。智香の大きく開いた口から
白くて濁った粘性のある液体が出てきた。それは先ほど雨漏りをしているときに上から
降ってきたものだった。

その液体はゆっくりと床に着地した。見るからには大人一人分の量だろうか。床は大量
の液体で満たされた。だが、それだけで終わってはいなかった。その液体が動き中央に
集まって人型になっているように見える。形成が終わるとそこには・・・・・・・・。

「うっ、うそでしょ!液体が人間の姿にっ!」

そこにいたのは四十歳ほどの男性だった。

「ははは、大分驚いているようだな。まぁ、無理もないか。」

「いったい、誰なの?」

「ん、俺か。俺の名前は桐堂 秀明。しばらくそちらのお嬢ちゃんの身体、失敬させて
もらったぜ!」

「・・・・・・えっ、じゃあ、さっきまで智香ちゃんがおかしかったのはあなたのせい
なの?」

「ああ・・・・・俺が液体化してそこのお嬢ちゃんの身体に入って操ってたんだぜ。俺
は生まれつき、どういうわけか液体に濡れると液体化して他人の身体の中に入ってその
肉体を本人に変わって操ることができるんだぜ。まぁ、早い話が寄生だな。今までにそ
れで何人もの人間を襲ってきた。・・・・・・・・今日はお嬢ちゃんたちの身体でたのし
ませてもらうぜ!!ははははっ!!!」

「ひっ・・・・・・ひどいっ!!なんでこんなことするの?」

「ん?そりゃ〜、決まってるだろ。楽しいからだよ。俺はオンナの身体に寄生してその
身体を戒めたり、他人と絡み合ったりすることが好きなんだ。さてとおしゃべりはここ
までだ。さっそく続きを楽しませてもらうぞ!!」

すると、男は再び白く濁った液体に変わり、智香の口から身体の中に入っていく。

「なぁ〜、この液体の色、イイ色をしていると思わないか。この液体はよぉ〜。」

「やっ、やめてっ!!聞きたくないっ!!」

私はその液体が何に似ているとか人目でわかった。それは淫らな色をしており私は正直
見たくはなかった。

「この液体はぁ・・・・・・・・男の・・・・・・・・ザーメンの色に似てるよなぁ
〜、ぐひぃっ、ぐひひひぃぃぃ〜〜!!!」

私は聞きたくなかったその言葉を無理やりこの耳で聞かされた。そうしているうちに男は
智香の身体の中にすべて入ってしまった。智香・・・・・・・いや、智香の身体に寄生
したその男・・・・・・・・・・智香(秀明)は彼女の顔で不気味な表情をつくり微笑
み返した。

「さてと、続きといこうか。お嬢ちゃんよぉ〜〜。ぐへっ、ぐひぃ、ぐひひぃ〜〜〜。」

「やっ、やあ〜、やめてぇっ!!はなしてっ!!」

智香(秀明)が再び私の上体に跨った。私は抵抗したのだが強力な力により身動きが取
れなくなっていた。

「そんなに怖がることはないぜ。女の子同士楽しくやろうじゃないか。ぐへへっ。」

智香(秀明)は顔を近づけ私の唇にキスを交わした。

「きゃっ!!」

私は恐怖のあまり震えてしまった。

「・・・・・・・ふふふ・・・・・・・そんなに怯えなくてもいいんだよ。一緒に気
持ちよくなろーね、玲奈ちゃんっ。」

「智香ちゃんっ!!」

目の前にいる智香(秀明)が智香の口調で話したので一瞬だけでもそれが智香本人だと
錯覚してしまった。

「へへへ、本人だと思ってくれてもいいんだぜ。そのほうが楽しめるからな。俺も精一杯
『智香ちゃん』を演じてやらないとな。・・・・・・・・・・・・・・んうんっ・・・・・・
玲奈ちゃんっ、まずは私が玲奈ちゃんのココの部分を舐めてあげるね。だから脱がすよ。」

「やっ、やあああっ、やめてえええっ!!!」

智香の身体に寄生した男・・・智香(秀明)の魔の手が玲奈の胸に迫り狂う・・・・。






(第3話へ)

        

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