雨時々ザーメン2 第1話「偽りの親友」



あの悪夢の日から数週間後のこと。
智香と玲奈・・・・二人の少女は学校の授業が終わりいつものように一緒に家まで帰る
ことにした。一方の少女は強引にもう一方の少女の手を結ぼうとしたのだが、もう一方
の少女は嫌がっており、何度もそれを拒み退けようとした。

「玲奈ちゃん、私たち親友なんだしそんなに拒まないでよ」

「いいかげんにして。智香ちゃんのフリはもう止めて・・・・よ・・・」

「何言ってるのか、全然分からないや。私は正真正銘、智香だよ。あの日からね・・・
ぐふふ」

智香はニヤニヤと怪しい笑みを浮かべながら言った。
あの日以来、秀明は智香の身体の中に寄生し彼女に成り済まし、他の人がいる前では玲
奈の親友を演じ続けていた。

いつも二人でいる場面が多くそのため、他人の目から見れば特別仲の良い友達に見える。
玲奈はこの『偽りの親友』について他人に打ち明けることができなかった。
仮に他人に告げ口をしたとしても非現実的な出来事のため信じてもらえないと思ったか
らである。また話したところで彼女の身体に寄生している秀明が黙ってはいないという
ことを確信しており、毎日がとても辛く苦痛を感じていた。

「さっき言ったことは全て水に流してあげる。だから今日も私の家に来て一緒に遊ぼうよ
。まぁ、拒否権はないけどね。まったくぅ、こんな雲ひとつない晴れた日は家の中で遊
ぶのがベストだよね。ぐひぃ、ぐひひぃ、ぐへへへぇ〜〜!!」

「・・・・・」

玲奈は何も言うことができず沈黙し智香(秀明)によって強引に手を引っ張られ智香の
家へ向かった。
そして家に着くと、二階にある智香の部屋に連れ込み誰も入ってこれないように鍵を閉
めた。また窓で外から誰にも見られないようにカーテンを閉めた。

「・・・・さてと。さっそく今日も始めようじゃないか」

「・・・・・・」

智香(秀明)は可愛い笑顔が消え、険しい顔つきになった。そして身体に力を入れると
プリーツスカートのシルエットが乱れた。

「へへへ、今日も俺のチンポをたくさん舐めてもらおうか」

智香(秀明)はプリーツスカート、ショーツを捲り大きな肉棒を露出させた。

「さぁ、どうした、舐めろ。・・・・・この嬢ちゃんがどうなってもいいのか」

「・・・わかった。舐める・・・・」

「ああ、そうしろ。まぁ、どんなに拒もうが力づくで挿入するけどな」

玲奈にはすでに拒否権はなく智香(秀明)の指示に従い肉棒を舐めることにした。

「あ〜、あん♪いいっ、気持ちいい。玲奈ちゃんったら上手いっ、ああん♪」

玲奈は涙を流しながら偽りの親友である智香(秀明)の肉棒を舐め続け、やがては智香(
秀明)の肉棒は膨らみ爆発し大量の精液を放出させた。
すると肉棒は収縮し消えていった。

「はぁはぁ、今日も気持ち良く逝くことができたぜぇ。相変わらず嬢ちゃんのフェラチ
オは上手いなぁ。なんだか外が晴れててやる気が出ないから今日はもう帰っても良いぞ
〜〜、明日も同じように頼むわぁ。はははは」

玲奈は泣きながらその場を去り家に帰って行った。

「さてと……」

智香(秀明)はカーテンを開けて窓から玲奈が帰るのを見届けた。

「ははは。泣きながら帰っていったぞ。よほど悔しいようだな。・・・そうだ、今のこの
絶望をこの身体の持ち主である嬢ちゃんにも報告しておかないとな。どんなリアクショ
ンを起こすのか楽しみだ」

夜になり暗くなり親が眠った頃。
智香(秀明)はベッドの上に座り込んだ。

「寄生したのは大分前だし起きるのかどうか分からないが起こしてみるか」

智香(秀明)がそう言うと智香のお腹は妊婦のように膨れ上がり口から半透明な液体が
現れまとまり人の形を作り上げた。

すると智香の身体はベッドに倒れ込んだ。

「へへへ、よく寝てやがる。これは早く絶望の色に染まった醜い現実を教えてやらない
とな。おい、起きろ!嬢ちゃん、早く起きるんだ!!」

秀明が智香の身体を軽く叩き起こそうとした。
だが起きる気配がない。

「あーあ。もしかしたらもう起きないんじゃないのか。これはもう俺が寄生して成り済
ますしかねーよな。心配するな。これからは俺が代わりに嬢ちゃんの親友である玲奈ち
ゃんの面倒を見てやるからよぉ。やっぱりもう起きなくてもいいぜ」

すると・・・





        

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